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Overhead Type Rollstocker

オーバーヘッド式ロールストッカー

搬送の合理化および自動化に最適レイアウト

オーバーヘッド式ロールストッカーMR型の特長/特許取得製品

オーバーヘッド式ロールストッカー
  • ラックフレーム上部をPU台車が走行し、任意のロールを入出庫することが出来る自動倉庫です。
  • 高い保管効率を実現します。
  • 空間を自由にレイアウトができ、個々のお客様の条件に最適なロールストッカーをご構築いただけます。

PU台車の動き

※動画が再生されます。

自由な棚構成の応用例

ロールストッカー1基で、X・Y・Z方向に自由なスペース選択

MR型フレーム構造

フレーム構造は、図に示すように連・列・段の選択が自由にできるため、工場内で任意のストレージ空間を選択することができます。

同じ100ロール保管ストッカーでも組み合わせはいろいろ

  • 2連×10列×5段 = 100ロール
  • 3連×7列×5段 = 105ロール
  • 4連×5列×5段 = 100ロール
  • 5連×4列×5段 = 100ロール
  • 7連×3列×5段 = 105ロール
  • 10連×2列×5段 = 100ロール

製品ロールのコア受支持方法

製品ロールのコア受指示方法

ロールの巻芯軸を支持して入出庫及び保管します。
紙管巻ロール等は製品端面からの突出部がないので、吊りパイプを挿入してそれを支持します。

コア支持部分詳細図

建物および加工機等の全体レイアウトを考慮した棚構成

入出庫口を各連および各列に任意に設けることが出来ますので、上流・下流の加工機に対して、最適・最短の配置をする事ができます。

2連×18列×4段の構成例

2連×18列×4段の構成例

全144ロール収納の構成例です。 PU台車がラックフレーム上部を走行し、任意のロールを入出庫します。

中間通路型

中間通路型

ストッカー内に通路をとることで、移動・搬送のムダをなくし、ストッカーが工場内で邪魔になることがありません。

エレベーター兼用型

エレベーター兼用型

1階~2階(3階)の連続したストックレイアウトも可能です。各階に入出庫口を配置できます。

マダックスは、工場内のレイアウトは出来る限り搬送距離を短く最小限にすることが最大の合理化であると考えます。
貴社工場では、オーバーヘッド式ロールストッカーの特長を生かして、どのような配置レイアウトを構想されますか?上流また下流への搬送効率を考えた、ラック倉庫を中心としたレイアウトをご提案します。
単なる倉庫としてではなく、搬送の省力化また自動化に最適なラック構造をご構築下さい。

システム全体の施工例イラスト

ロールストックシステム

施工例

織布ロールストッカー

織布ロールストッカー
≪棚構成:3連×10列×3段≫

  • ロール仕様 Φ600×1900L×400kg
  • 中間通路構成(入庫口)・・・上流織機工程からAGVによる自動搬送にて入庫されます。
  • 織機専用巻取軸の両端を支持しての宙吊保管方式
織布ロールストッカー

織布ロールストッカー
≪棚構成:3連×10列×3段≫

  • ロール仕様 Φ600×1900L×400kg
  • 下流工程である検査機械を、棚の3列に直接配置しています。
  • 3台の検査機への自動分配出庫
織機ビームストッカー

織機ビームストッカー
≪棚構成:2連×10列×3段≫

  • ロール仕様 Φ1000×2500L×1000kg
  • 棚ではビームフランジを支持して保管
  • PU台車は、ビーム両端軸部支持して入出庫します。
ゴムシートロールストッカー

ゴムシートロールストッカー
≪棚構成:11連×10列×7段≫

  • ロール仕様 Φ400×1800L×300kg
  • ロール紙管内に吊パイプを挿入して支持する宙吊保管方式
  • 専用台車により、下流小巻取り機械へ自動出庫および再入庫します。
樹脂フィルムロールストッカー

樹脂フィルムロールストッカー
≪棚構成:5連×10列×3段≫

  • ロール仕様 Φ1030×2710L×2000kg
  • 移動棚を組み合わせることにより、スペース効率が大幅にアップします。
  • 任意のロールを入出庫する場合、移動棚が移動して取り出すための通路スペースを形成して行います。

応用技術

棚分割方式
ロール径にバラツキが大きい場合、大ロール・中ロール・小ロールに棚分割して、保管効率をさらに高めます。
大ロールの径で棚割り配置すると、大半がそれより小径の場合に無駄な空間スペースが多くなってしまう、そのための解決法です。)
ロール移載アーム幅調整方式
製品ロール幅が違う場合、PU入出庫装置の移載アーム幅の自動調整が可能です。
コア受支持方式
ロールに芯棒がない場合(紙管またはプラ管巻取りロール)は、移載用の吊パイプを挿入して保管します。
ストッカー内巻き方向反転装置
下流へロールを出庫する際、上巻出しおよび下巻出しを選択しなければならない場合に、棚内にロール反転装置を設けることができます。(出庫後の処理よりも安全で、そのためのスペースも不要です。)
巻垂れ防止装置
製品ロールのエージング処理が必要な場合、エージング室と常温室の連続一連での全体構成が可能です。また、エージング装置製作納入についてもご相談ください。
クリーンルーム対応
標準仕様でもほとんど粉塵等が出ない構造になっていますが、さらにクリーン度を高めた仕様も可能です。
究極の保管効率
保管効率2/3を4/5に向上させる究極のレイアウトです。
ダブルリーチストッカーMRW型

ダブルリーチストッカー(MRW型)

このストッカーは上部を走行するPU台車が無く、1昇降路内を上下するPU装置がロールの出し入れを行います。ラックは、昇降路を挟んで2箇所、片側で奥と手前の2行を有し、両側で4行の棚を有しています。奥側の製品ロールを取り出す場合は手前側ロールを別の空き棚に自動的に待避させた後、所定のロールを出庫します。少数ロールの保管に最適です。

ダブルリーチストッカーMRW型

移動ラックコンビストッカーMRM型

このストッカーは製品ロールを保管するラック棚を移動する事により保管効率を高めています。図中の斜線部ロール棚は1ユニット単位で1ロールピッチ移動する事ができます。棚移動は入出庫要求に対応して必要なとき自動的に行われます。標準的なストッカーと同様の操作にて任意ロールの出し入れを行う事ができます。

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